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代表的なアロマの効果効能
 
代表的アロマの効果効能
■アンジェリカ (Angelica)
スパイシーでぬくもりを感じる香りのアンジェリカですが、このアロマオイルは、優れた抗ウィルス作用があります。これはシネオールと呼ばれる成分が多量に含まれていることによるものです。アンジェリカという名前は、その昔この植物がもつ天然の治癒力を、天使が人に伝えた事から命名されており、その語源は天使、 エンジェルというわけです。メンタル面の効果では、不安を取り除いて気力をアップすることが特徴です。不安を取り除くと共に、やる気が満ち溢れてくるのも特徴と言えるでしょう。スパイシーでぬくもりのある香りが、貴方の心にさりげなくやる気の火を灯してくれるのです。ボディ面の効果では、ホルモンバランスを整える効果が特徴です。風邪の予防やノドのイガイガを取り除くことができます。
また美容面ではデトックス効果があり、新陳代謝を促進して肌のくすみを防止してくれます。体の毒素を輩出してくれるので、健康サプリメント等の吸収をよくすることにも繋がるでしょう。風邪の予防ができると言うことは、抗ウィルス効果が強いということです。体の浄化と優れた天然の治癒力を持ち合わせているので、病気の予防に大きく役立ってくれます。 ただし、注意するべき点としては、肌にシミを作る可能性があることです。また妊娠初期にはホルモンバランスが大きく変わる時期ですから、アンジェリカのアロマは使わないようにして下さい。

 

■ イランイラン (Ylang-ylang)
イランイランは、イランイランのアロマオイルには、酢酸ベンジルが多く含まれており、これが興奮させる催淫効果を持った成分なのです。男性がもっとも女性らしさを感じる香りをもつアロマオイルであるともされ、インドネシアでは新婚カップルのベッドに、イランイランの花びらをまく習慣があるほどです。イランイランはマレー語で花の中の花という意味で、濃厚で甘い香りを持ち、エキゾチックな印象を受ける香りです。メンタル面では、 アドレナリンの流出を抑えて、幸福感をもたらしてくれる特徴があります。不安や怒りを取り除き緊張感を和らげてくれます。 抗うつの効果も期待できますが、リラックスするというよりも、どちらかというと気持ちを楽しくしてくれる効果があるアロマオイルと言えるでしょう。
女性にとっては 男性と二人きりの時間を過ごす時に、お互いの気持ちを幸福にしてくれるアロマとして、イランイランを用いる人もいます。ボディ面では、ホルモンのバランスを整えて、生殖機能を高めてくれます。この効能は不妊に関する悩みをお持ちの方に期待ができそうです。美容面では皮質の分泌を整えてくれます。乾燥肌や油性肌まですべてのタイプの人に利用できます。頭皮に対しても強壮や刺激効果があり、薄毛予防やハゲ 対策にも役立ちます。注意点としては、長時間の利用で吐き気や頭痛を催す可能性があることです。必要な時にだけ使用し、一晩中使い続けるというのは無謀かもしれません。香りを楽しむようにしましょう。 妊娠初期の場合と、低血圧の方の場合には使用を控えるようにしましょう。

 

■ オレンジスイート (Orangesweet)
とても甘くフレッシュな香りで、年齢を問わず人気がありますが、リラックスとリフレッシュの効果を持っています。柑橘系に多い殺菌効果があり、冬場の風邪の予防などにも役に立ちます。オレンジスイートの香りはまさにミカンそのものといった感じです。メンタル面では、緊張感をほぐしてくれる効果効能があります。落ち込んだ気持ちをやわらげ、前向きな気持ちにしてくれます。緊張感など、心を解きほぐしてくれます。柑橘系のアロマが持つ、フルーツ系の香りが気分をリフレッシュさせてくれます。ボディ面では、 消化器系の不快感を解消し、正常な働きを保ってくれます。食欲不振や便秘、下痢などの場合には、オススメです。
また抗ウィルスと殺菌の作用がありますので、ディフューザーを使えば冬には風邪の予防に役立ってくれます。オレンジスイートは肌にもよく、乾燥したときには潤いを与えてくれます。ただし柑橘系特有の、光感作を起こしますので日中のお出かけ前には使わないほうが良いでしょう。肌にシミを作る原因となります。また妊娠初期の方は、ご利用を控えるようにしてください。

 

■ カモミールローマン (Chamomile Roman)
キク科の植物ですが、その香りはリンゴに良く似ています。ギリシャ語の「地面のリンゴ」が名前の由来となっています。ヨーロッパの各地では古くからハーブティーに利用され、就寝前に飲むことで気持ちを鎮めてくれる効能がある事が知られています。メンタル面では、心を鎮めてくれるので、リラックスや不眠解消に役立ちます。心を安らかにする効果を期待することができます。ボディ面では、痛みやかゆみの改善に期待ができます。女性の月経にも効能があり、生理不順の解消にも効果があると言われています。また更年期に起こるさまざまな症状に対しても、改善してくれる効果があるようです。
他にもニキビや皮膚炎、アレルギー 性の皮膚炎の改善にも役立ち、湿疹やかぶれにも穏やかな作用を及ぼすと言われています。注意点としては、妊娠初期には使用しないことです。ホルモンバランスに影響を与えるので、良くないようです。

 

■ クラリセージ (Clary Sage)
甘いフレッシュなマスカットのような感じのクラリセージですが、リラックス効果を発揮することが特徴的です。中世では種子から採取した粘液で、目を洗ったり異物を取り除くことに使われていました。ク ラリセージの語源となる、ギリシャ語の「クラルス」には、明るい、清浄な、澄んだ、といった意味があります。目を洗うために使えれたことからクラリアイとも呼ばれたそうです。メンタル面の効果効能で、気持ちを静めながらも幸福感をもたらしてくれますから、、気持ちが焦ったりパニックにおちいりそうな時には、クラリセージでアロマテラピーを楽しむ事がオススメです。
ボディ面では、更年期などのトラブルを解消してくれます。クラリセージにはスクラレオールと呼ばれる成分が含まれており、女性ホルモンの一つであるエストロゲンと呼ばれるホルモンと、とても似た構造を持っています。このスクラレ オールがホルモンのバランスを取るのに有効で、生理不順の解消などに効果を発揮してくれます。美容面では髪の毛を成長を促し、頭皮の健康を維持する効果も期待できます。注意点としては車を運転する時など、集中しなければいけない時には使わないこと。飲酒の前後にも気分が悪くなることがあるので、使わないようにしましょう。またホルモンバランス に影響を起こすことから、妊娠中と生理中の女性も使用しないで下さい。

 

■ グレープフルーツ (Grapefruits)
リフレッシュできるほか、ダイエットにも効果を発揮してくれるのが、グレープフルーツです。ヌートカトンと呼ばれる芳香成分が独特な力強さをかもし出してくれます。オレ ンジスイートが甘い香りなのに対して、グレープフルーツのアロマオイルは何処か大人の香り。果実にも軽い苦味があるように、香りも大人の落ち着いた香りがします。メンタル面では、うつの状態を改善してくれるリフレッシュ効能が期待できます。これは中枢神経のバランスをとる効果から由来してお り、柑橘系ならではのものです。ボディ面では、気になるダイエット効果ですが、これは、グレープフルーツの香りにUCPと呼ばれるたんぱく質の分泌を促す効能含まれていることによるものです。このUCPには、脂肪を燃焼する働きがあります。
UCPは交感神経が低いと分泌が少なくなり、一般に肥満の人には分泌が少 ないといわれていますが、グレープフルーツの香りで交感神経が刺激され、UCPの分泌が促進されるようです。グレープフルーツのアロマで気をつけたいのは、柑橘系ゆえに光感作がある事です。お出かけ前などには利用しないよう、注意が必要です。

 

■ サイプレス (Cypress)
サイプレスの木はキプロス島に多く見られ、キプロス島の名前の由来にもなっています。またαピネンなどを多く含み、まさに森林浴そのものを実感させてくれます。古代技師者神話 では黄泉の神との関わりや、十字架を作る木であったという説もあり、何処か神秘的なイメージをもたらす樹木のようです。 そのサイプレスのアロマオイルには、森林浴と同じような効果が期待できます。心の安らぎを求めたい時に、その効能を利用してみてください。メンタル面では、怒りの感情やイライラなど心の状態を静めてくれるのが特徴です。気持ちが高揚しすぎる場合にも効果を発揮します。森林浴をほうふつさせる香りが、心のモヤモヤやイライラを 除去してくれます。ボディ面では、自然治癒に繋がる効果に期待できます。
静脈瘤の改善や、体液過剰により起こる出血、鼻血、月経多可、発汗を抑えること。また気管支炎や、喘息を和らげてくれる効果もあります。子供の百日ぜきや、風邪による辛いセキを静める効果もあります。その他にも、発汗を抑えることにより、体の気になるニオイの抑制(デオドラント効果)も効能の一つです。また体液の過剰分泌を抑えると言うことは、水分の喪失が抑制されるので、美肌効果が期待できるということにもつながります。注意点としては、体液の分泌を抑える効果があるため、妊娠初期には母体に影響を及ぼすてしまいます。使用は控えてください。

 

■ サンダルウッド (Sandalwood)
日本では白檀(びゃくだん)と呼ばれ、古くから親しまれてきたサンダルウッドですが、深いリラックス効果があるのが特徴です。宗教的な儀式にも使われ、瞑想する時には欠かせない香りです。また日本で は古来より枕の下に敷くことにより、聞香療法(もんこうりょうほう)が行なわれてきました。これは白檀が頭痛等の体調不良がある人にとって、睡眠中に症状を緩和させてくれる効果がある事に由来しています。アロマテラピーでは、睡眠前や深い瞑想をしたいときにはサンダルウッドのアロマオイルがよく使われます。これはサンダルウッドが、精油の中でも揮発性が低いからこそできることで、就寝中にゆっくり確実に、そのリラックス効果をもたらしてくれます。
洋の東西を問わずして、古来から大変役立つ植物として利用されていました。ボディ面では、免疫効果を高めてくれる効能によって、気管支炎や扁桃炎の緩和にも効果を発揮します。また肌を柔軟にして滑らかにしてくれるので、シミや 肌荒れ、かみそり負けにも効果を発揮してくれます。もちろん免疫効果を高めることで、抗炎症作用が期待できるのでアクネ菌によってできるにきびや、吹き出物にも作用してくれます。体のバランスを整えるためにも、とても利用価値があるアロマオイルで、海外では、サンダルウッドの精油が持つ抗菌作用が認められています。ニキビの元になるアクネ菌の退治や、α-サンタロールと呼ばれる成分が皮膚がんの予防に役立つと して、医療品としても使われているようです。また古くから宗教儀式に使われてきたのには、瞑想に役立つだけではなく催淫効果があるからとも言われています。男性の悩みの一つである、インポテンツの改善にも効果を発揮してくれるようです。使用にあたっての、特に大きな注意点はありません。

 

■ シダーウッド (Cedarwood)
シダーウッドは、緊張感や不安を取り除いてくれます。ウッディーで神秘的な香りが、心を安らかにしてくれるのが特徴ですが、古来 から宗教的な場所、寺院などで薫香として使われてきました。心を鎮める効果が好まれていたようです。ブレンドして使う場合にはフランキンセンスやサイプレスと相性が良いので、アロマオイルをブレンドして使うときにはぜひ参考にしてみてください。シダーウッドで森林浴をほうふつさせてくれる香りを部屋に満たすと、メンタル面では、気持ちが静まって、何かのんびりした安らぎを覚えるものです。そしてちょっぴりスパイシーな香りはまさに 大人の香りといえます。ボディ面では、静脈の強壮効果があると言われています。それにより体のむくみを取ってくれる効能が期待できます。
また呼吸器や腎臓を強くする効果もあります。咳き込んだりした時や、膀胱炎の症状緩和といっ た効能が期待できます。そしてむくみをとる効果に付随して、肌の余計な脂を抑えてくれる効能もあります。ふけや頭皮の脂による脱毛症に対しても、優れた効果を発揮してくれます。注意点としては、妊娠中と授乳中は使用できないことです。心の安らぎを得たい時期でもあるでしょうが、使用しないように注意してください。

 

■ シナモン (Cinnamon)
クスノ木科の植物で、スイーツのスパイスとして利用されていますが、ニッキの香りとして有名なアロマです。お菓子の材料としても使われますが、気分の高揚という効果効能を持ち合わせています。元気が出ない時など、気持ちに活を入れたい時にお勧めです。ボディ面では、体調を整えてくれることが特徴です。体の痛みを取る効果もあり、疲れた体を支えてくれるものです。 その他、強心作用や、たるみやイボにも効果を発揮してくれます。イランイランほどではありませんが、催淫作用があるので男女関係の向上にも役に立ちます。注意点としては、肌刺激があるので生理中には使用しないようしましょう。

 

■ ジャーマンカモミール (German Chamomile)
カモミールローマンに比べて、ピリッとした感じで独特な香りがします。 アロマオイルは濃いブルーをしていますが、瓶から取り出すと空気と光に触れることで緑色に変色するのが特徴です。メンタル面では、心を静めてくれ、不眠症を改善してくれます。ボディ面では、かゆみやニキビ等の炎症を抑えることです。コレは主成分のカマズレン(アズレン)の作用によるもので、皮膚全般のトラブルにも効果を発揮してくれるので、やけどの時や乾燥肌にとても良いとされています。その他にも女性の月経周期を整えたり、生理痛を抑える効果もあります。また胃の弱い人は胃炎や消化不良にも効果を 発揮するので、ぜひ試してみてください。
カマズレン(アズレン)の効能は沈静作用で、花粉症用の目薬にも使われている成分です。偏頭痛、喘息、湿疹などにも、優れた効果を発揮 してくれます。アレルギーの代表的な症状であるアトピーも、ジャーマンカモミールで改善する場合があります。注意したいのは、妊娠初期の人は使ってはいけないことです。また沈静作用が強いため、仕事の前などには使わないほうが良いでしょう。

 

■ ジャスミン (Jasmine)
ジャスミンの効果効能は、なんといってもパワフルな催淫効果です。人の本能ともいえる、性的な部分に大きく効果を発揮します。またジャスミンのアロマオイルは、花の香りが強くなった夜に摘まれた花から精製されます。その香りは優雅で甘美なもので、ジャスミンはアロマの王様や宝石ともいわれます。大切な人と過ごす夜、恋人同士やご夫婦の愛の時間に、ジャスミンはその効能を発揮してくれます。メンタル面では、精神的な沈静が特徴です。とても強いリラックス効果があり、心を落ち着けてくれます。何か気持ちが高ぶる割にはやる気が出ない、逆に落ち込んでやる気が出ない、そういった両面に効果を発揮するアロマオイルです。
ボディ面では、夫人系のトラブル全般の改善と男性が原因になる不妊症の改善です。男女共に生殖能力をアップする効果がありますので、不妊症に悩む カップルにはお勧めです。具体的には男性の精子量を増加させてくれ、女性の月経痛を和らげたり膣の感染症を取り除く効果があります。また出産後は母乳の分泌がよくなり、 マタニティーブルーを改善して体を健全に保つ効能もあります。妊娠するためと、出産後に非常に有益なアロマです。ジャスミンのアロマは男女共に生殖能力を高めてくれますが、注意点としては、残念ながら妊娠中にはホルモンバランスの関係で使うことができません。

 

■スイートマージョラム (Marjoram Sweet)
料理で有名なハーブ、マージョラムは、古代ギリシャ時代より薬草として広く利用されてきました。学名の「Origanum 」はギリシャ語でオロス(山)とガノス(喜び)が派生した言葉で、「山の喜び」という意味。新婚夫婦の幸せを願って贈られたり、死者の魂に平穏をもたらす弔いの植物として墓地に植えられたりしました。スイート・マージョラムは心を鎮め、深いリラックス効果があります。また、悲しみや孤独感に襲われたときには、温かみのある香りが気持ちを癒してくれます。血液の流れをよくしてくれるので、筋肉痛や腰痛、月経痛をやわらげたり、消化器系の不調にもよいアロマです。
スイートマージョラムのアロマは、心を穏やかにし、神経を落ち着かせます。 不安や怒り、悲しみや孤独感をいやしてくれます。身体面では、血液の流れをよくするため、筋肉痛やリウマチ、腰痛、月経痛をやわらげたり、消化器系の不調に効果があります。 血管をひろげて血圧を下げるので、体をリラックスさせ、不安やストレスからくる緊張をゆるめ、寝つきの悪いのを改善します。 また、性欲抑制作用があるともいわれています。眠れないときには、ラベンダーやクラリセージイランイランなどとブレンドして、ぬるめのアロマバスがお勧めです。 寝室に香らせるときはオレンジ・スィートとのブレンドを。 筋肉痛などには、トリートメント、アロマバスを。ラベンダーとブレンドしてもよいでしょう。 便秘などには、ローズマリーとブレンドしておなかのトリートメントが効果的です。勉強や仕事などの集中力が必要なときは使用をさけましょう。

 

■ティートリー (Tea tree)
ティーツリーはオーストラリアに自生する常緑の高木で、湖沼の岸など多く見られる樹木。とても強い香りを持ち、非常に生命力の強い植物です。「tea tree」は普段私たちが飲んでいるお茶とは違う種類です。 ちなみにお茶の木はツバキ科の「Camellia sinensis」になります。優れた殺菌、消毒作用を持つので、オーストラリアの原住民は、古くからこの植物の葉を、感染症やすり傷など様々な治療に利用してきました。ティーツリーはアロマテラピーでは、様々な使い方ができ、ラベンダーと並んで最もよく使われる重要な精油(エッセンシャルオイル)です。ティートリーとラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)は、肌に原液をつけてもよいとされていますが、個人差がありますので、パッチテストを行ってください。
ティートリーのアロマは、リフレッシュ効果や、精神的な落ち込みから立ち直らせる助けをしてくれます。また、免疫力を高め、殺菌や抗菌作用によりさまざまな感染症の予防や、風邪の予防に役立ちます。 筋肉痛や打撲の炎症や痛みを鎮めてくれます。強い殺菌力があるので、やけどやすり傷、おでき、水虫、ただれ、カンジタ、口内炎などにも効果があります。非常に強い殺菌力があるので、皮膚の消毒や化膿止めとしても用いられています。 にきびや吹き出物などによいです。風邪のひきはじめにはアロマバスや足浴をしたり、トリートメントを胸や背中にトリートメントを行うとよいでしょう。花粉の症状をやわらげたいときには蒸気吸入法が適しています。 のどの痛みにはコップ一杯の水に1滴たらしてうがいをします。 リフレッシュしたいときや落ち込んでいるときには芳香浴やアロマバスがよいでしょう。 殺菌、消毒作用があるので、掃除のとき、バケツにオイルを2~3滴落として水ぶきすると、清潔になりさわやかな香りも楽しめます。

 

■ペパーミント (Peppermint)
ミント(はっか)類は繁殖力が強く、いろいろな種類があります。交配種を含めると120以上もの種類があります。なかでももっともポピュラーなのがぺパ-ミントで、ウォーターミント(Mentha aquatica)とスペアミント (Mentha spicata)の交配種でシソ科の多年生のハーブです。古代エジプト、ギリシア、ローマ時代より親しまれ、使われてきました。主成分のメントールは、歯磨き粉やガムや飴などさまざまな商品の香り付けに使われていて、おなじみの香り。すーっとする清涼感のある香りは眠気覚ましや食欲増進似効果があります。また、最近ではO-157の殺菌効果も証明されています。ペパーミントのアロマは、頭をすっきりさせ、気分をリフレッシュさせる働きがあります。
身体面では、吐き気や、乗り物酔いや時差ぼけの気分を楽にしてくれます。 胃腸などの不調や頭痛、花粉症、鼻づまり、せきやぜんそくなどの呼吸器の不調に役立ちます。また、筋肉痛や打撲などの炎症を鎮めます。毛細血管を収縮させ、冷やす作用があるので、炎症やかゆみや日焼けの症状をやわらげる働きがあります。眠気を覚まして気分をすっきりさせてくれるので、勉強や仕事の能率を上げたいときに芳香浴や水蒸気蒸留法をお勧めします。 また胃腸の調子の悪いときや便秘のときなどは、おなかを温湿布やトリートメントするとよいでしょう。(例 マカデミアナッツ油10mlにペパーミント2滴) 殺菌や防虫作用もあるので、台所にスプレーしたり、虫をよせつけたくないところにスプレーするとよいでしょう。

 

■ユーカリ (Eucalyptus)
コアラの好きな食べ物として知られるユーカリは、オーストラリア原産の植物で、とてもに生命力が強いうえに成長が早く、たくさんの種類があります。その中でアロマテラピーで使われているのは数種類です。そして一般に「ユーカリ」というとグロプルス種(Eucalyptus globulus)のことをさします。オーストラリアやタスマニアの原住民は、この植物の葉を古くから薬として使っていて、とくに切り傷の手当てや、熱を下げるためや、感染症の治療に使われました。ユーカリは殺菌作用が強いので、ティーツリーと同じく風邪のはやる季節にとても役立ちます。ユーカリのアロマは、頭をはっきりさせて、集中力を高める効果があります。
殺菌、抗ウイルスや消炎、鎮痛作用に優れているので、花粉症や風邪の鼻水、せき、たんなどの呼吸器系の症状をやわらげ、のどの痛みやさまざまな感染症に役立ちます。 筋肉痛や打撲などの痛みを鎮めたり、熱を下げるはたらきがあります。やけど・切り傷・炎症などを鎮静させます。細菌が増えるのを防ぎ、新しい皮膚組織ができるのを助けます。使い方としては、集中力を高めたいときや、受験生の勉強部屋や仕事場に、芳香浴や蒸気吸入法がよいでしょう。 風邪の予防や風邪をひいたり、花粉の症状をやわらげたいときにも芳香浴や蒸気吸入法がよいでしょう。たんや鼻づまりにも蒸気吸入法がよいでしょう。 消臭効果にも優れているので、お部屋の匂い消しなどにもよいです。(タバコやペットなど) 洗濯のすすぎのときに1~2滴入れると、衣類を殺菌してくれて消臭もできます。

 

■ラベンダー (Lavender)
ラベンダーはアロマテラピーでもっとも人気のあるオイルで、非常に幅広く使われています。
安全性が高く、子どもから大人まで安心して使うことができ、アロマテラピーの万能薬ともいえます。原産はヨーロッパのアルプス地方にある高原地帯。ラベンダーという名前は、ラテン語で「洗う」という意味のlavare(ラワーレ)から由来していて、ローマ時代に入浴用に使われていたところからきているようです。 穏やかでフローラルな香りは、緊張や不安を和らげ、心も身体もリラックスさせてくれます。フランスの化学者、ルネ・モーリス・ガットフォセが研究室での事故のときに、とっさにラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)をかけたらみるみる回復したという有名な話があります。
ティートリーとラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)は、肌に原液をつけてもよいとされていますが、個人差がありますので、事前にパッチテストを行ってください。ラベンダーのアロマは、ストレスによる緊張や不安をやわらげ、リラックスさせ、自律神経のバランスをとります。 眠れないときなどに役立ちます。鎮静作用があるので、皮膚の炎症やかゆみをやわらげます。またやけどなどの痛みを軽くし、皮膚の修復を助ける働きもあります。 消毒、殺菌、抗ウイルス作用、筋肉痛、さまざまな感染症にも役立ちます。 呼吸器系に働きかけ、ぜんそくや風邪などの症状をやわらげます。皮膚細胞の成長を促進させ、皮脂の分泌を調整します。 髪の手入れ(ふけや抜け毛)にも効果があります。疲れているときには、リラックスしたいとき、眠れないときに、ぬるめのアロマバスや芳香浴がお勧めです。イランイランやスイートマージョラム、カモマイル、サンダルウッドとのブレンドもお勧めです。 日焼けにはぬるめのアロマバスに。また、やけどした場合と同じように冷湿布で幹部を冷やしてもよいでしょう。 やけどや水虫、にきび、口内炎などには、綿棒に1滴たらし、幹部に直接ぬります。虫よけにも使えます。

 

■レモン (Lemon)
おなじみのフルーツですが、フレッシュでさわやかな香りです。殺菌作用も強く、昔から食用以外にも幅広い目的でよく使われてきました。古代エジプトでは、肉や魚が傷むのを防いだり、虫に刺されたときの消毒に、レモンを利用していたそうです。レモン系の香りは勉強や仕事の能率を上げることが出来ます。同じかんきつ類でもオレンジは甘い香りで心の緊張をゆるめるのに対し、レモンはすっぱい香りで気持ちのゆるみを引き締める感じです。心身をリフレシュさせ、気を高めてくれます。また、意識をはっきりさせて、集中力、記憶力を高めます。免疫力を活性化させたり、消化器系の機能を高めます。
頭痛や神経痛、リウマチ、関節炎の痛みをやわらげます。消毒、収斂(しゅうれん)作用があるので、脂性肌だけでなく、にきびやおできにも適しています。 収斂(しゅうれん)作用はしわの増加を防ぎます。気分転換をしたいときや、勉強や仕事に集中したいときに、芳香浴、アロマバス、ルームスプレーがお勧めです。消毒殺菌作用に優れていて、消臭作用もあることから、お部屋を浄化したい場合やアレルギーや風邪の予防に、芳香浴やルームスプレーを用いるとよいでしょう。光毒性があるので、使用後に日光にあたらないように気をつけてください。 酸化が早いので、開封後、半年以内を目安に使い切ったほうがよいでしょう。

 

■レモングラス (Lemongrass)
レモングラスはレモンと草の香りで、心に元気を与えてくれます。柑橘系に分類されますが、イネ科の多年生植物です。タイ料理のスープ「トムヤンクン」の味と香りの決め手として欠かせない素材となっています。また、このエッセンシャルオイル(精油)の中の「シトラール」という成分は、化粧水や香水の成分としても広く使われていて、虫よけとしても有名です。レモングラスのアロマは、やる気のないときなどに心を刺激し、元気を与えてくれます。食べ過ぎや消化不良などの消化器系の働きを調整します。 スポーツの後などの筋肉痛や肩こり、神経痛の疲労回復に役立ちます。
母乳の出をよくすることでも知られています。肌に対しては収斂(収斂)作用や、デオドラント作用があるので、脂性肌やにきびに向いています。心や体が疲れているときやリフレッシュしたいとき、食欲がないときには、芳香浴、アロマバスで使用するとよいでしょう。虫がきらうシトラール、シトロネラールを含むので、ハエや蚊、ペットにつくノミやダニなどの虫よけにルームスプレーとして使用することもできます。無水エタノール5mlに5滴ほどたらし、よくまぜたあとに、精製水“なければ水でもO.K”を45ml加えるとよいでしょう。消臭効果に優れているので、タバコやペットなどの臭い消しにもルームスプレーがお勧めです。レモングラスには光毒性はありません。

 

■ローズマリー (Rosemary)
ローズマリーはガーデニングをしているお宅のお庭などでもよく見られるようになりましたが、昔から料理に使われてきた伝統的なハーブです。ローズマリーの学名の「Rosmarinus」はラテン語で「海のしずく」という意味の「ロスマリヌス」からきています。これはローズマリーが地中海沿岸の海辺に生育することと、淡いブルーの小さな花が海の色を連想させるためだといわれています。また、ローズマリーは「若返りの精油」として知られています。これは抗酸化作用(老化防止作用)や、血液循環を促進し、記憶力や集中力を高める、といった作用があるからです。今世紀になって、ローズマリーの香りが、脳の大脳辺縁系の「海馬」という記憶をつかさどる組織に働きかけて、記憶力や集中力を高めるということが解明されました。
ハンガリーのエリザベス女王は、ローズマリーを主成分としたハンガリアンウォーターを化粧水に使って、肌の若々しさを取り戻し、77歳の時に隣国のポーランドの国王からプロポーズされた、という話が伝えられています。ローズマリーのアロマは、精神的に疲労していたり無気力になっているときに元気づけてくれます。 頭脳を明晰にさせ、記憶力、集中力を高めてくれます。 身体面では、肺の働きを強め、風邪やぜんそく、気管支炎などをやわらげます 鎮痛作用があるので、筋肉痛や痛風、リウマチ痛などをやわらげます。 消毒作用があるので、かぜやせき、インフルエンザにも効果があります。収れん作用があるので、たるんでいる皮膚やむくみなどをひきしめます。 頭皮を刺激して、抜け毛やフケなど頭皮のトラブルも改善します。受験生の勉強部屋や仕事の能率を上げたいときに。頭をすっきりさせたいときに。眠気をさましたいときには、芳香浴やアロマバスとして。筋肉痛にはアロマバスを、ラベンダーやスイートマジョラム、クラリセージなどとブレンドしてもよいでしょう。 抜け毛などには、ラベンダーやイランイランとブレンドしてトリートメントオイルをつくり、髪にマッサージしてから洗髪するとよいでしょう。
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