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こんにちは。長老ことワタナベソウイチロウです。よろしくお願いします。っていうか、僕をインタビューしてもしょうがなくないですか?他の方を取材してあげた方がいいと思うんですけどね。
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■いや、TTMAの理事長なのはわかっているのですが、どうしてもという要望がありまして・・・早速ですが、理事長は色々な活動をされているようですが、日常はどんな感じで過ごしているのですか? |
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あっ、「長老!」と呼んでいただけると嬉しいです。理事長ってのはどうも・・・そういう感じじゃないんですよね。えーとですね。ほぼ毎日やりたいことをやってますね。朝起きてコーヒー飲んで、猫のご飯あげて、瞑想して。スタッフとミーティングして。授業やったり、WEBやったり、デザインしたり。疲れたらギターぽろぽろやって。また瞑想して・・・猫に夕方ご飯あげて。猫にヒーリングして・・・。あと、お腹がすいたら何か食べますね。ネットで情報集めたり、何かしらやってまして、それでまた頭が回らなくなってきたらそのまま寝ますよ。テレビは今ないんです。すみません。お風呂入って頭もそります。忘れてました。結構毎日忙しいんですよ。ONとかOFFとかで分けたくないので、毎日やりたいことやってるのですけど、楽しく毎日を過ごしてますね。笑
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■なるほど。そうですか。それで、どんな活動をされているのですか? |
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あー。ごめんなさい。プロジェクトの話ですね。仕事についての捉え方は人によってまちまちなので、僕自身は仕事をしてるって感覚はないのですけど、まあ一般的に言う仕事ってやつですね。そういう意味では、経営者っていう立場なので、ココからココまでっていう仕事の範囲はないのですけど、ます、スクール経営をしてるので、指導員として直接授業で教えたりしますし、生徒さんの将来計画についての相談にのったりしてますね。サロンもやっているので、キャンペーンを企画したりもしますし、常に新しい店舗の立ち上げもやっている感じなので、店舗の設計をしたり、内装のデザインをしたり、打ち合わせしたりしています。あとそれの延長でマッサージ業界専門の立ち上げ屋みたいなこともやってますし、協会ではセラピストさんをサポートするような活動もしてますよ。あとね。キャンプ屋もやっていますので、土木作業とか草取りとか。そんな感じですね。それと、世の中良くしようよ!みたいな感じで若い人たちを育てるプロジェクトもやってますし、沖縄にはバナナ農園があるので新しい農業も模索したり、いろいろやってるんですよね。
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■えーすごいですね。そんなにたくさんやっているんですか? |
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いやいや、バラバラのことをやっているようで本当はひとつのことなのですよ。今の世の中ドライでしょ。自分さえよければ人のことはどうでもいいって感じがあるじゃないですか。金さえ手に入ればそれでいいとか。電車乗ってて困ってる人見かけても知らんぷりとか。車で猫引いても罪に問われないし。自分だけオーガニック食べて長生きしたいって思ってて、農薬反対って言っておきながら、自分はハエやごきぶり叩き殺すみたいな感じでね・・・地球環境壊してもしらね~とか。そういう自分の視点だけであーでもないこーでもないっていうのがあまり好きじゃないので、みんながハッピーに暮らせる世の中になればいいと思ってて、そのためにも、相手をハッピーにして自分もハッピーになれるライフスタイルを模索してるわけですよ。誰かを騙して安く仕入れして高く売って・・・そりゃ儲かるかもしれないですけど。環境を壊しておきながら文句言われなければそれでいいみたいなのって、いつかひずみが出ますよね。もう、そういう時代じゃないと思いますし、自分たちでまずそれを行動に移していく必要があると思ってるわけですよ。会社やってるっていうのも、そんな世のため人のためメンバーのため、そんで自分のためにもなるモデル会社みたいなのが作れたらいいなって、そんな気持ちもありますね。
マッサージは、地球環境壊さないでしょ。誰にも迷惑かけないし、感謝されるし。困ってる人の助けになるし。それで喜んでもらって、自分も生活していけるんですよ。こんな素晴らしい仕事。他にあります?他にあるなら教えてほしいものですね。そっちのほうがいいなら、僕は迷わず明日からそれやりますよ。タイ古式マッサージってのは、20年前ほとんど知られていなかったのですよ。たまに知ってる人がいましたけど、タイに出張してたビジネスマンたちで、あの頃は、タイでマッサージを受けると必ずと言っていいほど、セクシャルなサービスを押し売りされてた時代なんですよ。要するに風俗だと勘違いされていたんですよね。その頃はタイもまだ発展途上で貧乏な国でしたから、みんな生きるのに精いっぱいである意味仕方ない部分もあったのだと思います。僕はもともとタイ好きだったので、旅行行く度にマッサージを受けていたんですよ。それでタイ古式がいいのを知ってましたからね。
元々25で独立してアパレルの会社やってて、時代も良かったですけど年中社員旅行と称してタイに遊びに行ってましたね。それで、行く度にマッサージ受けてて・・・当時、アパレルにも少し疑問を持ち始めていましたね。これからは衣食住の時代じゃないなって肌で感じてた側面もありましたね。これからは心技体の時代だろって。アジアが欧米を模倣してた時代から欧米がアジアを注目する時代になるって思ってましたね。それでその頃、僕がやってた会社のスタッフが突然不祥事を起こしたことがきっかけで取引先ともめて責任取る形である日全部アパレルの会社を廃業したんですよ。37の時でしたね。それでうつ状態で自暴自棄になってなにもやる気が起きずにもう死んじゃおうかって思った時期もありましたね。今考えるとだせっ!って思いますけど、金とか立場とかプライドとか、そんなもんに自分が振り回されてたんですよ。まあ、金よりも人が自分の周りからいなくなることがきつかったですね。結局、自分についてきてくれてたんじゃなくて、自分の持ってる金にへこへこしてただけだなって。つまり、自分自身の我欲じゃうまくいかないって気がして、誰かの役に立ちながら自分も活かされるような生き方しかダメなんだって気づいたきっかけがそれでしたね。まあ、きつかったですね。でも、今あるのはあの一件のおかげなんですよ。きつかったけど、今となってはそれでよかったと思ってますし、ある意味感謝してるんですよね。ははは。
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そうです。こんな気持ちいいいマッサージなんだから、これ広めたらいいなって。その少し前に韓国エステってのが流行ってたんですが、あれその後すぐに風俗イメージがついちゃってダメになったでしょ。タイマッサージも風俗だと思われてたから、ちゃんと協会作って業界を作っていかないと、韓国エステみたいになっちゃうって思ったんですよ。ですから、僕の場合は最初から自分でお店やろうとかいう感覚ではなかったですね。協会で資格を整備して、安全で衛生的な施術法として温故知新的なイメージを伝えることを一番に考えましたね。それでそのモデルとして日本ヌアボーランスクールってのとヒーリングスペースムウってサロンを同時にオープンさせたんですよ。風俗的なイメージを払拭するには、きれいなクリーンな店舗を作らないとだめでしょ。ちゃんとしたスクールのカリキュラムを作らないとだめでしょ。それまではアパレルの会社だったのでまあまあ資金はあったのですけど、急に廃業したので毎月100万以上のお金が預金から消えていくんですね。あせりましたね。それで当時持っていた自社ビルを売りに出しながら、売れるのが早いか、軌道に乗るのが早いかの賭けに出たわけです。つまり、このプロジェクトが当たるか外れるか一世一代の勝負に出たんですよ。正直に言いますけど、それまで僕は、日本でマッサージを受けたことがなかったんです。青白い蛍光灯の下で脂ぎったおっさんが汗だくになって身体をもみもみしてくるような店には行きたくなかったんですよ。それで、自分ならこんな店があったら行くのに・・・って思って、雰囲気をクラブのような内装にして、ラウンジみたいな音楽をかけて、ブースは個室にして、ブース内ではキャンドルをたいて、ウェルカムドリンクとアフタードリンクをつけて、きれいなセラピストたちがひとりひとり丁寧に接客してくれて体調を心配してくれるような店。今の業界は、もうそれがスタンダードですけど、当時は画期的だったのですよね。あー、今はもうそのビルは手放して気のいいこの鎌倉極楽寺のこの場所に移ったので、閉店しましたけどね。
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■渋谷からわざわざ鎌倉に移ったのには意味があるのですか? |
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はい。エネルギーというか、波動の問題が一番ですね。都内の渋谷区なので、ビジネス的には良かったですよ。閑静な住宅街でしたし、建築の学生が写真を撮りに来るほどカッコいいビルでしたけど、でも、お金だけが目的じゃないので、本物を追求したくなって、あそこには感謝してますけど、限界を感じたんです。ダメなんですよ。お金のために自分に嘘をつくことはできないんですよ。マッサージ店っていうのは、疲れた気持ちを置いていく場所ですから、邪気というかどんよりした気が溜自然にまってしまうつくりだったんですよね。色々な対処法はトライしましたけど、やっぱり、自然の気が流れて、波動の高い土地にはかなわないですね。そこを訪ねてくれるお客様に対しても、そこに学びに来る生徒さんに対しても、最低限のマナーとして、こちらがその場所の気をきちんと整えておくことは必要なことですから。結果の出方がまず違いますよ。疲れの取れ方が違いますし、生徒さんの向上するレベルも違いますよ。スタッフのモチベーションも違えば、サービスの質も違ってきます。実際に経験して比較してみないとわからない方は多いと思うんですけど、僕自身は確実にわかります。ビジネスとは言っても、金のためにそこそこでやっていては何やってもうまくいかないでしょ?本当に全身全霊を投じて何かに向かわなければ結果なんか出るわけないんです。だから、僕はいつもやりたいことしかやらないんです。っていうか、やりたいことしかできないんです。まあ、ココに呼ばれたっていうかね。ここの土地の波動の高さ分かります?何ですかね?そういう流れだったんでしょうね。
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■指導に当たって心がけていることやモットーとされていることはありますか? |
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指導員としての役割は、通ってくれた生徒さんが卒業した後に十分にやっていけるだけのスキルと知識を身につけてもらうことでしょ。決まり切った作業の手順を説明することじゃないんですよ。そりゃ確かに感覚が良くてすぐにできちゃう人もいますよ。でも、そういう人は無意識かもしれませんけど、「視点」を持っているってことなんです。逆にできない人には、その「視点」がないんです。感覚的なことを如何にして言葉や理論にして左脳的表現に置き換えて説明するかが大切ですね。そうすれば、視点が芽生えます。視点が芽生えれば、何が足りなくて何を足すべきかが自分自身でもわかるようになるはずです。ですから、私たちの役割は、まずその視点を伝えることですかね?あとは、見抜く力。指導員っていうのは、生徒さんのできていないところを気づくことは簡単なものです。自分はできるわけですから、当然できていないポイントにはすぐ気がつくわけですよね。でも、それを片っ端から並べても生徒さんは混乱するだけです。例えば、指導員が生徒からマッサージを受けていたとします。手の使い方はもっとこうして。圧の方向はこうしてね。もっと圧を入れて。でも、手の力はいれないほうがいい。腕は伸ばしてね。ラインはもっとこっちだよ。・・・・こんな指導を受けた生徒はまずマッサージが嫌になります。これじゃだめなのです。僕ならあと10センチか15センチ近づいてみて。その場で腕を軽く伸ばして脱力してみて。そのまま居眠りできるくらい身体に負担がかかっていない?ただこれだけです。ただこれだけで、できちゃうもんです。いいね!いいね!となるわけですよ。この例で言うと、原因は距離感にあったわけですね。指導員にそこを見抜く力がないと、いっぱいいっぱい注意することばかりになってしまうのですよ。指導員ができるのは当たり前。でも、そこから先は教え方なんですよ。失礼かもしれませんけど、ある意味子育てみたいなものですよ。いいところをたくさん褒めて、本人がやる気になって楽しく遊んでるうちに、いつの間にかプロレベルになってる。・・・そんなスクールじゃなきゃ意味がないと思っています。プロセラピストの中には割といくつものスクールに通う人が多いですけど、うちの生徒さんはこれだけで開業しちゃいますよ。それでみんな顧客をつかんでやっていますよ。僕の喜びは生徒さんができるようになってマッサージが喜びになること。マッサージをしてまた誰かに喜んでもらって、その喜びの循環を大きくしていくことなんですよ。
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■技術のことですけど、長老自身はそもそもどうやって今のスキルをマスターされたのですか? |
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そうきましたか。内緒です。嘘です。お話するのはかまわないですけど、途中からちよっと気持ち悪いかもしれませんよ。こういう性格なので、タイ古式をまず疑ってかかりましたね。タイで受けていて、こりゃすごい!本当気持いい!とは思っていましたが、もっと気持ちいいマッサージが他にあるかもしれないとか、自分がそれに出会ってないだけなのかも?という猜疑心はありましたね。それで、猜疑心を感じてしまった正直者の僕は当然調査に乗り出すわけですよ。きっとバカなんでしょうね。後先考えずに思ったら即行動しちゃうわけですよ。マッサージなんてやったことなかったですし、自分がマッサージをしようなどとは心にも思っていなかったところからのスタートだったですよ。それでとりあえずタイにある名の知れたスクールに行ってみましたけど、23人の生徒を教室に詰め込まれて、ただ手順を説明してくれるだけでしたね。押し方も圧のかけ方も何もコツを教えてもらえなかったので、他の生徒から渡邊君とペアになりたくない。だって痛いんだもん!って言われて、こりゃ俺には無理だな。全然向いてないやって思いましたね。翌週はチェンマイに飛んで別のスクールに入りました。そこはもっとこじんまりしていたのですが、テキストがアバウトだったので、レッスン中はずーっとポーズや手順のお絵かきをしてて、結局何が何だかよくわかりませんでしたね。全くやる気を無くした僕は、それで一度日本に返ってきたわけです。それで自分は裏方に回っていくべきと考え、現場のセラピストやインストラクターをオフィス的な立場から売っていこうと心に決めたわけです。ですから、最初はあくまでも経営者として、プロデューサーとしての立場でこの業界に入ってきたのです。でも、今思えば逆にそれが良かったのかもしれません。現場は現場に任せて、自分はタイ古式よりももっと素晴らしい施術法がないものかと徹底的にあちらこちらで受けまくるという時間がとれたからです。日本では色んな施術を受けまくり、たまにタイに飛んでは受けまくる感じです。相当お金と時間は突っ込みましたね。タイ語も勉強しながら、直接タイ人との会話をできるようにして、上手いなと思うセラピストに会ったら交渉してホテルに来てもらったり、自宅まで行って教えてもらうのです。さらにいくつかスクールに通ってみましたけど、どこも例のスクールたちと似たり寄ったり。これでは、僕のような素人がタイで勉強しても開業なんてできるわけがないと思い、徹底的に上手だと言われる人を探して交渉して特別に教えてもらう感じでした。でも、教えてくれたタイのセラピストの人たちも言ってることがまちまちでしたし、こだわっている部分や理論もわりと曖昧なんだなというのが正直なところでした。それで、もっとも役に立ったのが、タイ以外の日本で教えてくれた治療家の人たち。誰もその人たちはスクールはやっていなかったですけど、東洋医学を極めて治療だけやってる鍼灸師。カイロと看板は出してるけど、実際にはエネルギーワークばかりやっている達人。整体といいながら気功みたいなことばかりやっている人とか。あっ台湾の人にも教えてもらいましたね。まあ、いろんな人がいろんなやり方をしてるところに弟子入りのような形で学ばせてもらいました。正直、都内のマンションン1部屋買えるくらいのお金は使いましたよ。いや~修行だと思ってやっていましたからね。でも、そうすると、だんだんわかってくるんですよ。どこのやり方でも、詰まる所最後はエネルギーの世界なんだなってことが。鍼治療だって、極端に言えば、実際に鍼を刺さなくたって同じことができますし、筋肉に触れなくたってコリを緩和することだってできちゃうんです。伝統医学って言ったって、中国もフィリピンもタイもインドもインドネシアもあまり変わらない。結局同じなんだなって気づくことになったわけです。あと、エネルギーの世界って気持ち悪いじゃないですか。でも、やってみると実際にはそんなに難しくないのですよ。結構できちゃうものなんですよね。自分で何度もやっているとやっぱり毎回できちゃったりするので、自信がつくでしょ。それでもって、信じる気持ちが強くなればなるほど結果は思ったように出るのですよ。ほらね・・・。ちょっとうさんくさいような気持ち悪い感じがするでしょ?
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■きっと読者の皆さんは長老のようにマッサージが上手になりたいと思っているはずなのですが、どうしたらうまくなるんですかね? |
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すぐできますよ。僕が教えれば1年で10年選手をしのぐことは余裕でできますね。あはは。ひとつアドバイスするなら、まずうまくやろうと思わないことでしょうね。カッコつけたいとか、自慢したいとか。上手だって言われたいとか。全部自分自身のエゴですから。そんなことより、相手を楽にしてあげたい気持ちで精一杯やればいいんじゃないですかね?評価されようと思わないで、ひたすら相手のことを愛すればいいんですよ。テクニックの数じゃないですよ。手順じゃないですよ。セックスと同じ。みんなわかってるんですよ本当は。気持ちのあるセックスは心からの喜びでしょ。でも、気持ちが入っていなければそれはただの強姦。相手はわかるものですよ。女性なら絶対わかりますよ。まあ、男はわからない人がいるかもですけど。テクニックじゃなくて、言葉じゃなくてね。心はばれますから。嘘なんかつけないんですよ。ごまかしは通用しない世界なんですよ。あと、伸び悩んでいるプロ向けにいくつかアドバイスしましょうか。自分を触ること。頭で考えないこと。呼吸を合わせること。感じること。5感をフルに使うこと。イメージすること。ひとつになること。・・・・いろいろあります
よ。これで何となくわかる人はわかると思いますけど、詳しく知りたい方は、ココに遊びに来てくれたらいいですね。僕が直接対面で教えますよ。
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■ヒーラーとしても活動されていると聞きましたが、ヒーリングとマッサージセラピー。ずばり何が違うのですか? |
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セラピーとヒーリング、どちらも「治療」という意味があるので、混同してしまうのも仕方がありませんね。セラピーとは、セラピストが何らかの技術を用いて、クライアントの状態に変化をもたらす行為です。身体を動かし、五感に作用し、心身に働きかけることで、自己治癒力を促すものです。セラピーは医療行為ではありませんが、代替療法として利用されています。セラピーは施術者が患者と協力し合って治療をしていきます。セラピーの場合は自分自身で癒すことはできません。これに対し、ヒーリングとは、宇宙のエネルギーと人間のエネルギーを共鳴させることで、心と身体の健康を回復させることです。 ざっと言うと、ヒーリングは、エネルギー的に癒すことを指します。ヒーリングはヒーラーによって一方的に行われる治療だと言えます。ヒーリングは「セルフヒーリング」と言って、自分で自分自身を癒すことが可能です。わかります?まあ、どっちも一緒にできたら最高ですよね。実際に僕自身は、猫たちのヒーリングはほぼ毎日やっていますよ。意識を合わせて手をかざすだけのハンズオンヒーリングですけど、体調も良くなるし、幸せそうなゆったりした表情になるので、あいつらも気にいってくれているみたいです。
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■ヒーリングスキルを習得するにはどうすればいいのですか?みんなができるものですか? |
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あー、できます。できます。誰でもできますよ。別に特殊能力ってわけじゃないです。ペットを飼ってる人にはぜひマスターしてほしいですね。気持ちがつながってる人がやるのが一番効果がありますからね。それで今、新しいプロジェクトをスタートさせているんですよね、ヒーラーズヴィレッジってやつ。みんな世の中の人がヒーラーとして活動できるくらいに優しい愛にあふれる心でいられれば、地球全体が良くなるよね?って感じのプロジェクトなのですが、これ自体はビジネスを主体としてやっている企画ではないので、ここ極楽寺に滞在してもらって、無料で教える代わりに何かできることを手伝ってもらうっていうお金のかからないウィンウィンの関係で学べるプロジェクトをやってるんです。お金を介在させるから作業になってしまうとか、義務感でやるみたいな流れってあると思うんですけど、そうなってしまうと大事なことを見失ってしまったりするので、お金を介在させずに、心を大切にする学びの舎なんですよ。
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■長老が始めたダブルヨガっていうのはタイ古式とどう違うのですか? |
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はい。それ。一番説明したいとこです。タイ古式がネットなんかでは、「2人ヨガ」って言われてたりしますけど、実際にわかっていない人は結構多いと思いますね。そもそも、タイ古式のスクールで呼吸について説明してくれるスクールはないですし、ヨガをやってる人ならわかると思いますけど、呼吸がめちゃくちゃだったら、どんなにポーズをとってもヨガとは呼べないでしょ。まあ、そういうことです。まずは呼吸が大切なのですが、ヨガでは自分自身のエネルギーを天地とつなぎながら一体になる感覚でやるのに対し、ダブルヨガフリースタイルでは、まず二人の意識を合わせたうえで、天地とつないで自然や地球と一体になる感じです。不思議なのは、考えるのを止めて自分自身を向こうに委ねることができると、身体が勝手に動き出すわけです。圧の加減もストロークのスピードもぴったり合ってくるんです。言葉なんか要らなくて、自然に相手のことがわかるし、つながってしまえばいいんですよ。つまりは、動的瞑想ですね。勝手に身体が動く・・・まさに神技なのでしょうが、その時だけは我欲を押さえきらないと難しいかもしれません。僕自身も精神的に安定してないときは正直うまくできないです。そこがまだまだだなあって思うポイントなんですけど、僕自身もまだまだ学びの最中なんですよね。それで、テクニック的なことで言うと、タイ古式のテクニック以外にもなんとなく自然にできちゃったようなストレッチ技がたくさん含まれてます。施術をしてる時には、僕自身は意識があっちに行っちゃってますから僕は僕であってっ僕じゃないのですけど、僕が勝手に作ってるってことなのか、何かに動かされてやらされてるのかわからないですけど、どんどん新しい技が勝手に出てくるんですよ。それで、そんなのも含めてダブルヨガと呼んでます。タイで教えてもらったものではないので、タイ古式でもなんでもないでしょ?だから、タイ人、アメリカ人、フランス人、中国人、韓国人、ポーランド人。外国からもわざわざ習いに来てくれるんです。ありがたいですね。まあ、ヒーリングとセラピーのいいとこどりってつもりでやってます。
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■長老の施術を受けることは可能ですか? |
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えー。もちろんです。1回あたり3時間くらいの時間をもらってやってますよ。内容は何をするんですか?と聞かれても、わかんないです。としか答えられないですけど。その場で勝手に身体が動き出すわけですしね。まあ、ダブルヨガじゃなくて、タイ古式やれ!と言われればそれやりますけどね。まあ要望に応じて何でもやりますよ。ただ、スタッフが管理してくれてるんですけど、結構先まで予約が入ってしまってるようなので、問い合わせてもらえれば、その時々で状況に応じて対応させていただくって感じですかね。1日に何人もっていうのは難しいですけど、一人ならなんとかできますね。ぜひ、と言う方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
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■最後にメッセージをお願いできますか? |
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そうですね。みんなハッピーですか?やりたいことやって楽しく過ごしましょうよ。どうせ、100年経ったらみんな灰です。人なんていつ死ぬかわからないんですから、毎日悔いのないように生きましょう。変なおっさんですけど、よろしくおねがいします。遊びに来てねー。バイバイ!♡
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