TTMAの総本部は、鎌倉市極楽寺の山全体です。
神奈川県鎌倉市内の極楽寺~稲村ケ崎にかけて広がる尾根の山頂付近にあるこの場所は、江ノ電「極楽寺駅」から徒歩5分の距離に位置していますが、たどり着くには108段の階段を上がらなければなりません。喧騒を離れた天空ガーデンでは、森の澄んだ空気を感じることができます。自然のエネルギーが満ち溢れ、エナジーーチャージをするには最適な場所です。ここにいるだけで、身体が浄化され、精神と体調が整うのを実感することができます。約1800坪の施設内には、野生動物たちが暮らし、木々の間からきらめく海を見ながら森林浴も楽しめます。四季折々の鎌倉の景色を楽しんでいただくことができます。そのままハイキングコースにもつながっています。ここでは、四季を通して野鳥がさえずり、リスが走り回っています。そよぐ風を感じて、森林浴をしたり、瞑想をしてみたりと、心を落ち着けて本来の自分自身に向き合える場所です。遠くに聴こえる波の音や電車のカタコトを聴きながら、自然の中に身を置いて、ゆっくりと深呼吸をしてください。
この場所は、歴史的にも由緒正しい場所で、鎌倉時代の有名な僧侶である忍性(1217年8月19日~1303年8月25日)が活動していた場所です。ここは今から800年前は極楽寺の境内であった特別な場所で、現在でも行政からが「史跡」として扱われている場所です。今から700~800年前に、極楽寺の開山として知られる僧侶「忍性」は、鎌倉幕府から港の管理権、漁業権、関銭の徴収権などを任され、陸・海上の交通路や河川の管理まで行っていた、云わば有力者。一方で、当時、穢があるとしてハンセン病患者に触れる僧侶がいなかった時代に、自らそれら患者に往診したり、歩けぬ物乞いを自ら背負って人通りの多い場所まで連れて行き、夕方にはまた迎えに行って連れて帰ってくるといったエピソードが伝わっています。現代風に例えれば、大企業の役員や知事クラスの政治家・有力者が、重病患者やホームレスなどの世話を自ら行っているようなものでしょうか。まさに忍性が人のために尽くしたその場所に「TTMA総本部」はあります。 |