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日本においては、「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(あはき法)」があり、「医師以外の者で、あん摩、マツサージ若しくは指圧、はり又はきゆうを業としようとする者は、それぞれ、あん摩マツサージ指圧師免許、はり師免許又はきゆう師免許(以下免許という。)を受けなければならない。」と法律で定められています。しかし、世の中には、トリートメント、セラピー、リラクゼーションなどの表現で、この方の目を掻い潜っている多くのマッサージサロンが存在していることも事実です。「リラクゼーションだからあはき法の定めるマッサージの範疇ではない。」という見解も存在しています。しかし、職業分類には、リラクゼーションセラピストという分類は事実存在しており、リラクゼーションセラピストが社会的に認められていることもうかがい知ることができます。日本標準産業分類には、リラクゼーション業を「手技を用いて心身の緊張を弛緩させるための施術を行う」と定義されています。とてもあいまいなグレーな部分のようにも感じますが、実際には、お客様が体調を改善したいという気持ちでリラクゼーションサロンを訪れているという事実も否めません。ただ、リラクゼーションセラピストであっても、お客様の体調を悪化させてしまってはやはり問題があるでしょう。このことは日頃からプロセラピストとして活動している方ならお分かりいただけることと思います。ですから、TTMAでは、限りなく体調を改善するためのリラクゼーションマッサージを推進しています。私たちの考えはこうです。「健康なら・・身体を動かしてよく寝てください。未病なら・・アジアの古式療法を受けてください。病気なら・・病院で治療を受けてください。」と考えています。世の中には、病院に行くまでもないけど、体調が芳しくないのを何とかしたいという需要が多くあります。リラクゼーションセラピストとしてやっていることはざっと見れば基本的に同じようですが、実際の身体から状況を読み取って施術を構成していけるかどうかによって、そのマッサージの価値は大きく違ってきます。実際にお客様の身体を触っている方が、もう少しだけ知識を増やして、もう少しだけ理屈がわかったうえでマッサージを構成することができれば、もっとたくさんの人たちの体調を改善することができます。そこで、TTMAでは、東洋医学の理論に基づいた体調分類リストをこちらに紹介させていただき、プロセラピストのみなさまがお客様の体調を理解していくうえでの参考にしていただければ幸いと考えました。TTMAプロセラピスト資格をお持ちの方は、こちらの資料を参考にして施術を進めていただき、ご不明な点や判断に苦しむような場面では、直接TTMA本部までお問い合わせ、ご相談くださいますようお願いします。 |
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■気血水による体調カウンセリング |
東洋医学では、人の身体をひとつの細胞の寄せ集めと考えます。ひとつの細胞は「気・血・水」によって成り立っていると考えています。「気」とは人間の体を動かす根源となるエネルギーで、血液や水、臓器を動かし、自立神経系や内分泌系をつかさどる働きをもちます。「血」は体内にある赤い液体を指し、全身に酸素や栄養を運んだり、ホルモンバランスの調整もしてくれます。「水」は・・・・・ |
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■人体惑星試論における体調カウンセリング |
『木』『火』『土』『金』『水』『地』『宙』は、人体惑星試論(七星論)による概念です。東洋医学の陰陽五行説における「五臓六腑」の考え方に地球や月、太陽や宇宙のエネルギーを加えた考え方です。「五臓六腑」は、食べ物や空気から気・血・津液を作ったり運んだり、貯蔵したりする各器官といえます。 食べ物や飲み物の栄養が気や血に変わる過程をたどると、まずは六腑が消化吸収・・・・ |
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